引っ越し前後の片づけサポートを行っております、整理収納アドバイザーの今田ゆみです。過去400件ほど、ご家庭訪問をした片づけサポートをしてきた中で、引っ越し前後のお手伝いも数多く実施してきました。
※写真はイメージです。
その中で実に多くの方が、引っ越しをした後に段ボールを部屋に置きっぱなしにしている現状を見てきました。今回は、段ボールを置きっぱなしにしてしまったがゆえに起こってしまった失敗談について、ご紹介していきます。引っ越しをご経験の方、または引っ越しをこれから控えている方は是非、最後まで読んでみてください。
失敗ケース1 お気に入りのバッグがカビだらけ
お客様のA様は、念願のマイホームを購入し、マンションから戸建てにお引越しをされました。
当時まだ1才だったお子さんを抱えての引っ越しでしたので、引っ越した後の荷ほどきが大変で、物置部屋に段ボールを置きっぱなしにして3年の月日を経過していました。
引っ越し後放置していた段ボールには、お気に入りのブランドバッグが入っていたので、久々に使用しようと開けました。しかし、お気に入りのブランドバッグにはカビが生えてしまっており、色柄が変色してしまっていました。
A様のように、カバンにカビがないようにするための梱包方法は、湿気を防ぎ、適切な保管方法を取ることが重要です。引っ越しをしたら、以下のポイントを押さえて、カビが発生しないように正しく管理しましょう。
①カバンをきれいにして乾燥させる
特に梅雨の時期や湿気が多い時期には、しっかりと乾かしてください。濡れたままや湿気を含んだ状態で保管しないようにしましょう。
②乾燥剤を利用
カバンを保管する時には、防湿剤や乾燥剤(シリカゲルなど)を一緒に入れることで、湿気からカバンを守ることができます。カバンを入れる箱や袋ごとに乾燥剤を入れておくと安心です。
③通気性のある梱包材を使用する
通気性のないビニール袋は湿気がこもりやすく、カビの原因になります。代わりに不織布の袋や通気性の良いカバーを使ってしまいましょう。
もしビニール袋を使う場合は、カバンをそのまま入れるのではなく、紙で包んだ後にビニール袋に入れると、直接の湿気がこもるのを防げます。
失敗ケース2 食品を腐らせて大惨事に
お客様のB様は、引っ越し当日までの準備期間が短いことに焦って、手当たり次第に段ボールに物を詰めて送りました。
引っ越し後、段ボールに何が入っているのか把握できていないことによって、開けると一気に部屋が散らかることを恐れるあまり、「開かずの段ボール」として約1年放置してしまいました。実はその段ボールの中には食品が入っており、劣化した食品の匂いが一緒に入っていた洋服に移ってしまい、洋服ごと処分をすることになってしまいました。
特に食品は賞味期限があり、劣化してしまうと段ボールの中で変質し、二次被害が起こります。時間をかけて段ボールに詰めたのに、結局使えなくなってしまうのであれば、もったいないですよね。
引っ越しの日が迫ってくると、焦ってしまいとにかく目の前のモノを入れて運ぶということにばかり頭が行きがちですが、大事なのは引っ越し後の生活が円滑にスタートできることです。
失敗ケース3 新築の家具がシミだらけに
C様は新築の戸建てに引っ越した際に、すぐに開けない段ボールは、そのまま押し入れに入れることにしました。段ボールの中には書類が入っていると思い込んでいましたが、実は飴が入ってました。気づいた時には長年放置した段ボールから飴が漏れて、虫が集まっていて、新築の家の建具がシミだらけになってしまいました。
引っ越した先で何とかしようじゃ甘い!
引っ越し後は慣れない環境で生活を回さなくてはならず、日々の生活は何かとバタバタしてしまう方が意外と多くいらっしゃいます。
そして、段ボールに入っているモノを忘れ、どんどん新しいモノを購入してしまうと、引っ越し前よりもはるかに多いモノの量を抱えることになってしまいますので、引っ越しした先で何とかしようと考えず、引っ越し前に新生活を整えるためにできることをしておきましょう。
次に、引っ越し後の段ボールを放置しないために、梱包時に気を付けたいことをまとめました。
①食品は分散させずにまとめて梱包すること
段ボールというのは、もともと長期的に食品を保管するのには不向きな入れ物です。引っ越し後はすぐに開封できるように荷造りしましょう。
また、キッチンやリビングなどの場所別に段ボールに詰めていると、食品も分散梱包してしまいがちです。管理しやすいように食品はまとめて梱包しましょう。
②引っ越し後の生活を想定して、梱包すること
引っ越した先の間取りだけでなく、『何をどこで使うのか?』を想定してから梱包すると、引っ越した先でもスムーズに開梱・収納していくことができます。
例えば、新居の食器棚にキズ防止のためのシートを敷きたいと思っているのなら、食器を入れ終わった段ボールに、一緒に食器棚シートを入れておくと便利です。
他にも、洗剤であってもキッチン用と浴室用とでは違う場合、梱包の仕方も場所別にした方があとあと探しやすいです。
引っ越し先の収納になにを入れるかを「とりあえず」で決めずに、きちんと収納計画を立てておくことで、引っ越し後の新生活をスムーズで快適に始めることができます。
③極力引っ越し前に使わない物は処分すること
『すぐには使わない、とりあえず残しておく、いつか使うだろう」という不要なモノは、引っ越しのタイミングで整理しましょう。
しかし、家じゅうのモノの整理には、想像以上に時間がかかるものです。引っ越し前から計画的に、片づけの予定を決めて、不要なものを取り除いていきましょう。
面倒な引っ越し作業はプロと一緒にしませんか?
引っ越しは、意外とやることが多くて面倒なものでもありますが、家じゅうのモノの整理をするまたとないチャンス!引っ越し前に整理や荷造りをしっかりとしておくことで、新居に住んでからの快適な生活をいち早く得ることができます。また、引っ越し後の荷解きのタイミングで、生活しやすい収納に整えることで、新生活から快適な生活に生まれ変わる事は間違いなしです。
整理収納re.smart5の「引っ越し前後の整理収納サポート」では、これから引っ越しを予定している方にも、引っ越しを終えた方にもメリットがいっぱい。
これから引っ越しをひかえている方へ
✓面倒な梱包前の整理を手伝ってもらい、段ボールに入れる前のモノのジャンル分け、不用品を手放すサポートを受けられる
✓引っ越し先の収納場所の相談ができ、収納レイアウトを考えてもらえる
✓梱包作業をスピーディーに済ませられ、家事や育児、介護の合間でも負担なく引っ越し準備が出来る
✓引っ越し後も計画に沿って最短時間で収納。迷わずしまい場所が決まり、慣れない環境でも新居ですぐに快適な生活が送れる
引っ越しをすでに終わった方へ
✓置きっぱなしの段ボールを片づけ、空いたスペースには置き場所に困っていたものをしまえるので、新居の部屋が広く使える
✓物置部屋を片づけることで、子ども部屋や書斎、洗濯物スペースなどが新たに生まれ、家全体が活用できる
✓片づけのサポートを受け、片づかなかったものが使いやすく仕舞われるので、「いつかやらなきゃ…」から解放され、精神的ストレスからも解放
✓段ボールに入れっぱなしのモノが劣化する二次被害を防げて、安心して暮らせる
「片づければいい。」ということはわかっていても、いきなり段ボールを開けたら、散らかって収集がつかなくなることもあります。引っ越しサポート経験が豊富な整理収納e.smart5の今田と一緒であれば、無駄なく計画的に最短時間で家が片づきます。長年放置して時間も空間もお金も無駄にしてしまう前や悩んでいるなら是非一度ご相談ください。
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